「ゆずる」と「売る」の違いってなんだろう?
断捨離中だけど捨てるのはもったいない…いい手放し方はないかな?
ゆずる場合と売る場合のそれぞれのメリットは?
「ゆずる」手放し方には実はメリットがあります。それはゆずった相手が喜ぶという単純なモノだけではありません。
ボクはモノを手放していく中でいくつかのモノはゆずりました。
- こたつ
- こたつ布団など一式
- DVDプレイヤー
- キャラクターものなどなど
今回はモノの手放し方、「ゆずる」「売る」の違いを語っていきます。
この記事を読むことで、それぞれの手放し方の違いや特徴、オススメのゆずり方がわかります。
- 「ゆずる」「売る」は、モノが人の手に渡る点では似ている
- 「売る」は得られる対価(お金)があるが、「ゆずる」は得られる対価が見えづらい
- 「ゆずる」は自分自身の幸福感、成功につながる可能性がある
もくじ
「ゆずる」「売る」の違いは得られるモノが目に見えるかどうか
「ゆずる」「売る」という手放し方は、モノが人の手に渡るという点では同じです。
「ゆずる」「売る」で違う点は対価(モノを渡した際に返ってくるモノ)が目に見えるかどうかです。
辞典で調べると、ゆずるには「他人に与える」「欲しい人に売る(安くゆずる)」などの意味があります。
この記事ではわかりやすいように、ゆずるは「他人に(無償で)与えること」と考えます。
売るは対価としてお金が得られる
分かりやすい「売る」から説明します。
売る場合はモノを渡した際にお金という対価が返ってきます。
売る相手は買い取り専門店であったり、そのモノを欲しいと思っている友人であったりします。
最近ではメルカリなどのフリマサイトもあります。
その相手がどこであっても売る場合にはモノと引き換えにお金が手に入ります。
ゆずるは対価として感謝や信用が得られる
次に「ゆずる」です。
先ほどの「売る」はお金という目に見えて分かりやすい対価がありました。
しかしゆずるの場合は基本的に得られる「モノ」はありません……。
「売るより損じゃん!」
と思うかもしれませんが、ゆずる場合は、相手からの感謝や信用が得られます。
「感謝や信用よりお金!」という人もいるかもしれませんが、この感謝や信用にはお金では得られない大きなメリットがあります。
「ゆずる」「売る」の特徴
「ゆずる」特徴 | 「売る」特徴 |
・幸福感につながる ・成功につながる | ・お金が得られる ・もったいない気持ちがやわらぐ |
ゆずるは幸福感、成功につながる
他の人に与えるという行動は幸福につながりやすいと言われています。
後輩や友人、気になるあの子におごった経験が1度はありませんか?
その時に感謝の言葉がもらえると自分自身も幸せな気持ちになったのではないでしょうか?
「ゆずる」手放し方も似たようなモノで、他の人が価値を感じるモノをゆずれば、感謝され自分自身も幸せな気持ちになります。
また他者からの感謝が積み上がることは信用につながります。
その信用が大きくなってくることで成功へとつながっていきます。
例えばSNSのインフルエンサーは「お金配り」や「プレゼント企画」をすることがあります。
これも「ゆずる」という行動の1つです。
インフルエンサーはゆずるという行動を通して…
- 自分を知ってもらう
- いいモノや情報により信用を得る
- 自分が作った他の商品やサービスを知ってもらう
- 自分の商品やサービスの売れ行きが上がる
といった流れで成功に近づきます。
注意点として、自分も不要で相手も不要なモノはゆずってはいけません。自分にとって不要、相手にとっても不要なモノであれば、それはただのゴミの押しつけです。
ゴミの押しつけでは、信用をなくしてしまいます……。
売るはお金が得られ、もったいない気持ちがやわらぐ
「売る」手放し方はモノを渡した対価としてお金が得られるため、もったいないという気持ちが少なくなります。
多くのミニマリストはモノへの執着をなくす、より早くミニマリストのメリットを得る目的で「捨てる」ことをオススメします。
しかし捨て慣れていない人にとって、捨てることは意外と勇気が必要で難易度が高いです。
ボクも買った時の値段が高いモノであれば、中々捨てづらく感じてしまいます。
そんな時に「売る」という手放し方は最適です。
ある程度はお金が返ってくるので、もったいない気持ちは少なく手放すことができます。
またここで売って得たお金で、人に与える行動・ゆずる行動をするのもアリだと思います!
先ほど語ったように、人に与える・ゆずる行動は自分自身の幸福につながる行動になるので、より良い手放し方になると思います。
「ゆずる」時のオススメ方法4選
「ゆずる」「売る」の特徴をまとめたところでオススメのゆずり方・ゆずり先を語っていきます。
友人にゆずる
まず浮かぶのは友人だと思います。
こたつ
こたつ布団など一式
DVDプレイヤー
キャラクターもの
これらはほとんど友人にあげました。
こたつは冬に寒がりの友人にあげ、DVDプレイヤーは映画が好きな友人にあげ、キャラクターものなどはそのキャラが好きな友人にあげました。
このようにボクが不要だと思っていても、友人が欲しい! と思っている場合はお互いwin-winとなり、感謝の気持ちをもらいやすくなります。
また友人であれば普段からの交流があると思うので、何かしらの形で返ってくることが多いです。
とはいえ、友人にゆずる時は見返りを求めてはいけません!
見返りを求めて関係が悪くなる可能性はありますし、それでは「ゆずる」とは言えません。
不要なモノをもらってくれるだけで感謝!
ジモティーでゆずる
あなたは断捨離の時にジモティーを活用しているでしょうか? 活用していない人はぜひ活用してください。
まだ使えるモノであれば、大型家具でもお金をかけずに手放すことができるかもしれません。
大型家具は「捨てる」場合、粗大ゴミになるので市町村への申請と数100円~のお金が必要になります。
- 食器棚
- ソファー
- テーブル
- 冷蔵庫
- 扇風機
などなどは捨てる時に、申請が必要なことが多いです。
ジモティーを活用すればこれらを0円でゆずることができます。
受け取りに来てくれる場合も多いので、こちらの手間としても少なくなるのでその点も魅力的です!
ジモティーでは値段をつけてゆずることもできますが、値段をつける場合はメルカリなどのフリマアプリを活用することをオススメします。
ジモティーはモノをゆずってもらえると思ってみるユーザーが多いので、値段がついていると注目される可能性が低くなります。
メルカリなどのフリマアプリであれば、少しでも安く「買いたい」というユーザーが多くなるので、注目されやすいです。
ただし大型の家具の場合は送料などもかかってくるので、売るのが難しい場合もあります……。売る値段より送料が高くなってしまっては意味がないです。
ゆずるならジモティー、売るならフリマアプリ!
家族にゆずる
実家が近ければ家族にゆずるのもアリです。
ボクはおさないころに兄から当時流行っていたいた「遊戯王カード」をゆずってもらってとても嬉しかった記憶があります。
家族との仲が深まるきっかけにもなるので、ゆずる時に検討してみてください。
また食器などの衛生面が気になるモノも、他人よりは家族の方が気持ち的にゆずりやすいかと思います。
もらった遊戯王カードで印象に残っているのはそろってない「エクゾディア」でした(笑)。
寄付でゆずる
寄付というとお金をイメージすると思いますが、モノも寄付できることがあります。
発展途上国への寄付を行っている支援団体はお金だけでなく、文房具やおもちゃ・ぬいぐるみなども寄付できるモノとして取りあつかっていることがあります。
そういった団体を通して寄付を行えば、モノが誰かの役に立っていることを実感でき、自分の幸福感にもつながりやすいです。
まとめ:「ゆずる」手放し方で幸福感を得よう
「ゆずる」と「売る」は人の手に渡るというところは同じですが、得られるモノが違います。
「売る」はお金という目に見えるモノが得られますが、「ゆずる」は幸福感や信用など目に見えないモノが得られます。
幸福感や信用は目に見えないモノであっても、あなた自身の人生をよくするモノです。
あなたにとって不要なモノでも、価値を感じる人がいるかもしれません。
手放し方の1つとして「ゆずる」ことも、考えてみてください。
「捨てる」・「売る」などその他の手放し方はミニマリストになりたい人の断捨離方法 〜オススメの手放し方3選とそれぞれの特徴〜でまとめています。
今回は「ゆずる」手放し方を中心に語りましたが、ミニマリストになれない人向け 〜捨てるのがもったいないモノの手放し方〜では売る手放し方を中心に語っています。
今後もモノやあなたに合った手放し方でがんばりましょう!!