汚部屋をどうにかしたい…
生活をスッキリさせたい…
お金を貯めたい…
ミニマリストになりたいと思ったきっかけは人それぞれでもモノを手放すところは共通です。
モノの手放し方には大きく3種類あります。
- 捨てる
- 売る
- ゆずる
多くのミニマリストは「捨てる」をオススメしています。
もっとも早く、スッキリさせることができるからです。
とはいえ捨てるのはもったいないという気持ちもわかります。売ったりゆずったりした方が損した気持ちは少なくなるでしょう。
この記事ではそれぞれの手放し方について語っていきます。
この記事を読むことで、それぞれの手放し方の特徴がわかり、モノの手放し方の参考になります。
- 捨てるはもっともはやく手放せる
- 売るはもったいないという気持ちが少なくなる
- ゆずるは幸福につながりやすい
もくじ
もっともはやく手放す方法は「捨てる」こと
多くのミニマリストはこの捨てるという方法をオススメしています。
捨てる場合の特徴は以下のようになります。
- もっともはやく手放せる
- 早く手放した分より長い時間ミニマリストのメリットを受けられる
- もったいない気持ちは強い
もっともはやく手放せる
当たり前ではありますが、捨てるのがもっとも手間が少なく、はやいです。
いらないモノをどんどんゴミ袋に詰めて指定されたゴミ収集日に出すだけですからね……。
はやく手放した分より長い時間ミニマリストのメリットを受けられる
詳細はミニマリストになるメリット・デメリット 〜断捨離中のあなたの背中を押します〜で語っていますが、ミニマリストを目指すメリットはたくさんあります。
- 時間が増える
- 掃除が楽になる
- 移動が楽になる
- 集中力が増す
- お金が貯まる
- 自分の価値で生きられる
- 旅行が楽になる
- 引っ越しが安くなる
はやく手放すことができればこれらのメリットをより長く受けられます。
もったいない気持ちは強い
捨てるのはメリットばかりではありません。
1度手に入れたモノを捨てるにはかなりの勇気がいります。
また捨てる時に手間やお金がかかってしまうモノもあります。
冷蔵庫などの大型の家電
食器棚などの大型の家具
こういったモノを捨てる時には手間やお金がかかります。
粗大ゴミの場合は住んでいる市町村に申請が必要なことが多く、持ち運び自体も手間なモノが多いです。
個人的に食器棚を捨てるのは苦戦しました……。
「捨てる」の詳細や捨て方は、ミニマリストを目指す人のモノの捨て方9選 ~捨てられないという思い込みを捨てる~で語っています。
もったいないという気持ちを減らす手放し方は「売る」
ボクは売る方が捨てるよりもはやく手放せる可能性があると考えています。
売る場合の特徴は以下のようになります。
- もったいないという気持ちが少なくなり手放しやすい
- お金に換えることができる
- 捨てるよりは時間がかかることが多い
もったいないという気持ちが少なくなり手放しやすい
モノの価値にもよりますが、捨てるにはかなりの勇気がいります。
しかし売ればお金に換えることができます。お金に換えることができるのであれば、もったいないという気持ちは少なくなります。
もったいないという気持ちが減ればモノは手放しやすくなります。
お金に換えることができる
ボクがゆるくミニマリストを目指したきっかけはお金を貯めたかったからです。
プロフィールで少し語っていますが、ボクには大きい借金があります(血涙w)。捨てるなんてもったいないことはなかなかできません。
売れるモノは売りつつ、売れないモノは捨てることで徐々にミニマリストに近づいています。またミニマリストを目指したおかげで徐々に貯金ができるようになっています。
ミニマリストはお金が貯まる理由3選 ~好きなモノを長く使う~の記事で詳細を語っています。
捨てるよりは時間がかかることが多い
モノを捨てることに抵抗がない人は、やっぱり捨てる方が早く手放せます。
売るとなれば
- どうやって売るか考える
- どれくらいの値段がつけば売るか考える
など、捨てる時には考えなくてよかったことを考えなければなりません。
考えることが増えるのはめんどうだけど、少しでもお金になるのはありがたい!
幸福につながる手放し方は「ゆずる」
ゆずるは捨てると売るのいいところを少しずつとった手放し方です。
ゆずる場合の特徴は以下のようになります。
- 他の人に与えるという行動が幸福につながりやすい
- 捨てるよりはもったいない気持ちを押さえ、売るよりははやく手放せる
- 捨てるよりは時間がかかり、売るよりはもったいない気持ちがある
他の人に与えるという行動が幸福につながりやすい
人のためにする行動が、自分自身の幸福につながるという研究は多くおこなわれています。
自分にとって不要なモノでも、そのモノが欲しいという人もいます。そのモノが欲しいという人の手に渡れば、感謝され、それがあなた自身の幸福につながります。
ボクは使用する機会が少なくなったこたつを友人にゆずりましたがとても喜んでくれ、ボク自身も嬉しくなったことを覚えています!
捨てるよりはもったいない気持ちを押さえ、売るよりははやく手放せる
捨てるのはただゴミ袋に詰めるだけなので手間は少ないですが、誰からも感謝はされません。もっともはやくスッキリはしますが、もったいない気持ちもあります。
人にゆずることでその人からの感謝をいただけるので、捨てるよりはもったいない気持ちが少ないです。
売るとなれば、どうやって売るか? どれくらいの値段がつけば売るか? など考えなければいけないことが増え、かつ売るための手間が発生します。
ゆずるとなれば、必要な人を探すだけになりますので、売るよりははやく手放すことができます。
捨てるよりは時間がかかり、売るよりはもったいない気持ちがある
ゆずる場合はそのモノを欲しがっている人を探す必要があります。対して、捨てる場合は不要なモノをゴミ袋に詰めるだけですので、自分だけで完了します。
人を介する場合はどうしても少し時間がかかります。
- 不要なモノが何か考える。
- 自分にとって不要でも、欲しいという人を探す。
- モノを渡す日程の調整。
- 実際に渡す。
人に与えることが自分自身の幸福にもつながりやすいと述べましたが、自分への直接的なプラスはないのでやはりもったいないと感じることがあります。
もう1つ注意があって、自分にとっては不要なモノをゆずるわけなので、申し訳ない気持ちになることがあります。ゆずった人が本当に喜んでいる場合でも、自分にとっては捨ててもよいモノなのでこころの奥でモヤモヤすることがあります。
よくいえばいいところどり、悪くいえば中途半端…
「ゆずる」「売る」の違い ~ゆずるは幸福と成功につながる断捨離方法~で「ゆずる」手放し方の魅力を語っています。
まとめ:それぞれの手放し方の特徴を知り、自分に合った手放し方をしよう
メリット | デメリット | |
捨てる | ・もっともはやい | ・もったいない気持ちがある |
売る | ・もったいない気持ちは少ない | ・捨てるより時間と手間がかかる |
ゆずる | ・与えることが幸福につながりやすい | ・申し訳ない気持ちになることがある |
主な手放し方である、「捨てる」、「売る」、「ゆずる」のそれぞれのメリット・デメリットを語ってきました。メリット・デメリットはモノによっても変わることがあります。
壊れた腕時計を例に考えます。壊れた腕時計はそのままでは不要なモノで、捨てるのが最速の手放し方です。
しかしこれが仮に元値100万円だったとして簡単に捨てられるでしょうか?
修理すれば使えるかもしれない…
高かったから捨てるのはもったいない…
などといった感情が手放す邪魔をしてきます。
「売る」、「ゆずる」であれば、お金や人からの感謝など、何かしら返ってくるモノがあるので、感情が手放す邪魔をすることが少ないです。
このように元々の価値が高かったモノであれば、「売る」、「ゆずる」の方が捨てるよりはやくなることがあります。
不要なモノは手放し方の特徴を把握しつつ、あなたやモノに合わせた方法でどんどん手放してください。
不要なモノが減ればスッキリすること間違いなしです。
これからもお互いがんばりましょう!